1: 名無しさん:2021/11/23(火) 10:04:09.46 ID:T1uKI2Jm9.net
労働生産性は分母に「労働投入量(労働者数×労働時間)」、分子に「GDP(国内総生産)」で計算される。
GDPが増加するか、労働投入量が減少すれば、労働生産性はアップする。

GDPを増加させるには、イノベーションが活発化したり、経済政策が成功したりしないとなかなか難しい。

日本の労働生産性は低いと言われる。日本生産性本部によると、日本の労働生産性は19年度、主要7カ国(G7)で最低だった。

日本は47.9ドルだが、米国は77ドル。6割にとどまっている。統計をさかのぼれる1970年以降、日本はG7最下位が続いている。


本当だろうか。どうも私の実感に合わない。日本は中小企業が多いことが、労働生産性の低さの原因だと言われるが、
世界に冠たるモノづくり国家を標榜(ひょうぼう)していたにもかかわらず、ずっと労働生産性が低いと言われ続けるのは納得がいかない。

これは、ホワイトカラーの生産性が低いからではないのか。
ホワイトカラー、すなわちオフィスワーカーの生産性が低いのだと思う。

興味深い指摘をするのが「生産性上昇による利益のかなりの部分がまた、まったく新しい基本的に無意味な専門的管理者の地位、(中略)ーーたいてい同じく無意味な事務職員の一群がともなっているーーをつくりだすために投入されているのである」ということだ。

すなわち工場で労働生産性を引き上げても、私が銀行の本部で働いていたような無意味な作業に、その利益が投入され、私は、そのお陰で高給(?)を食(は)んでいたのだ。

グレーバーは、私たちの労働現場には無意味、無駄な労働(ブルシット・ジョブ)があふれているという。


岸田氏が「成長なくして分配なし」ではあるものの、「分配なくして次の成長なし」との政策を具体化していく場合、
生産性の向上と賃金などによる分配がパラレルで上昇するように考えてもらいたい。

やたらと企画ばかりが多くなり、やたらとコンサルタントばかりが多くなり、やたらと会議ばかりが多くなるようでは駄目だろう。

日本が先進国であるためには、待ったなしの状況である。
日本の製造現場、オフィス現場の生産性を向上させ、それらから生み出される利益を労働者に正当に分配するためにも、
日本の官僚組織、会社組織からブルシット・ジョブを排除する仕組みが必要になるだろう。


2021年11月21日09時00分
https://www.jiji.com/amp/article?k=2021111900690

2021/11/22(月) 17:17:59.79~
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